パッチの作り方・当て方・戻し方

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パッチの作り方

ファイル名

パッケージ-バージョン-プログラム[-修正名][-日付].diff
[例] koffice-2.0.1-kpresenter-xim-20001207.diff

diff

unified diff 形式を使用してください。
diff を取る際はパスにパッケージ名が含まれるようにお願いします。

作り方 1

ファイルの修正が少ない場合、
元のファイルを *.orig にコピーして diff を取ります。

diff -u koffice-2.0/kpresenter/ktextedit.cc.orig koffice-2.0/kpresenter/ktextedit.cc > koffice-2.0.1-kpresenter-xim-20001207.diff

作り方 2

修正が大規模になる場合、
オリジナルを *.orig というディレクトリにコピーして比較します。

diff -ur koffice-2.0.orig/kpresenter koffice-2.0/kpresenter > koffice-2.0.1-kpresenter-xim-20001207.diff

パッチの当て方

ソースを展開したディレクトリから当てます。

bzip2 -dc koffice-2.0.tar.bz2 | tar xvf -
patch -p0 < koffice-2.0.1-kpresenter-xim-20001207.diff

※エラーになる場合は patch をバージョンアップしてみてください。

パッチの戻し方

当てたパッチを戻すには -R オプションを使用します。

patch -p0 -R < koffice-2.0.1-kpresenter-xim-20001207.diff