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Samba で CUPS

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このページは KDE 3 以前のものを中心とした、非常に古いドキュメントのアーカイブです。
歴史的資料保存を目的として維持していますので、ほとんどの内容は実用的な参考とはならないことにご注意下さい。

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SambaでCUPSを使用するときいくつか設定しておく必要があります。以下に箇条書きでまとめておきます。
(なおここで述べた方法の他に、Windows2000/XPクライアントから直接IPPポートを使用して印刷するという方法があります。これはクライアント側で新しい設定が必要ですがSambaを経由しないためSambaで設定ミスをしても影響を受けなく便利です。新規にクライアントを追加する場合はIPPのほうがおすすめです。)

CUPS側の設定

CUPSの設定ファイルのうち、以下のファイルの以下の行のコメント(#)を外します。これらの設定はSambaをRawプリントサーバとして使用しているときに必要です。

  • /etc/cups/mime.convs
    #application/octet-stream application/vnd.cups-raw 0 -
  • /etc/cups/mime.types
    #application/octet-stream

完了したらcupsを再起動してください。

Samba側の設定

  • CUPSサポートありでコンパイルします。
  • smb.confのglobalセクションに以下を追加します。以下の設定をすることで印刷システムとしてCUPSを使用します。

    printcap name = cups
    printing = cups

一応smbdを再起動して、SWATでプリンタがマージされているか確認して下さい。
ちなみにCUPS使用時にSambaでスプールディレクトリの印刷データファイルが消えないのはバグです。2.2.6では直っているそうです。

最終更新日:2002年11月18日